読書感想文(低学年)
2021年10月25日 15時32分「読書の秋」ますます読書に親しんでほしいです。
各学年から選ばれた代表選手の感想文を紹介します。
1年 N・K
「いいから、いいから。」のおじいちゃん、とってもおもしろいです。「いいから、いいから。」がくちぐせです。かみなりのおやこがおちてきても、いっしょにごはんをたべても、いっしょにおふろにはいっても、おへそがなくなっても、おへそがおでこにひっついても、かえるになっても、いつでも、「いいから、いいから。」ときにしていません。なんで、いぬにおしっこをかけられても「いいから、いいから。」といえるのかなとおもいます。
わたしのおじいちゃんは、このおじいちゃんににていません。おこったらこわいです。わたしがわるいことをしたらおこります。だから、かみなりのおやこがおちてきて、いえにきたら、
「こらあ、でていけ。」
とおこるとおもいます。でも、やさしいじいちゃんです。いっしょにボールであそんだり、カルタとりをしたりします。
わたしも、かみなりのおやこがいえにきたら、おへそをとられそうなのでいやです。でも、こどものかみなりだけならいいです。かみなりのこどもとは、おにごっこやすべりだいをしてあそびます。かみなりビームでだんボールをふっとばしてあそぶのもおもしろそうです。
「いいから、いいから。」のおじいちゃんのところに、このあとだれがやってくるかかんがえました。おじいちゃんのそっくりさんがきたらおもしろいとおもいます。おじいちゃんとそっくりさんが「いいから、いいから。」とふたりでいいあうとおもいます。
そして、「いいから、いいから。」なのは、おじいちゃんだけじゃありません。おかあさんもすみのほうでおでこをひからせて、にこにこしながら、かみなりのおやこにごはんをつくってあげたり、おそうじしたりしています。わたしは、このおかあさんもすきです。
わたしは、たのしい「いいから、いいから。のおじいちゃんのおはなしがだいすきです。
2年 H・R
「そのときがくるくる」
このお話は、なすびがきらいなたくまくんのお話です。たくまくんの友だちにも、なすびがきらいな人もいますが、すきな人もいます。たくまくんは、ちょっとだけたべられたらいいなと思っています。
夏休みになると、たくまくんは、おじいちゃんの家に行きました。おじいちゃんは、やさいを作るのが上手です。なすびも、たくさんできます。たくまくんが、
「なすびがきらい。」
と言うと、おじいちゃんは、
「むりをしなくていいさ。そのときがくるくる。いつか、なすびがおいしいと思う時がくるくる。」
と言いました。おじいちゃんも、おばあちゃんとけっこんするまでなすびがきらいだったなんて、びっくりしました。おばあちゃんも
おさしみがきらいだったなんて、みんなにが手なものがあるんだなと思いました。ひとりじゃないと思いました。
じつは、わたしも、なすびがきらいです。
だから、たくまくんの気もちがよくわかります。どうしてきらいかというと、かんだ時にスポンジみたいにふにゃふにゃしていてにがいからです。ゴーヤやピーマンも、きらいです。
おじいちゃんとおばあちゃんは、本当にきらいなものがたべられるようになっていいなあと思いました。どうして、たべられるようになったんだろう。
たくまくんは、さい後の日、少しだけなすびがたべられました。わたしも、いつかは、たべられるようになりたいです。なんでもたべて、けんこうになりたいです。
この本を読んでよかったなあと思います。この本を読むと、みんなきらいなものが、たべられるようになるかもしれません。おもしろいお話です。ふしぎなお話です。
「そのときがくるくる。たくまくんにも、くるくる。わたしにも、くるくる。」